人間はお金を稼ぐために、絶対に就職をしなくてはなりません。
就職をしなければ生きていけないので、一生懸命就職先を探している人もたくさんいると思います。
就職するために武器になるのが資格です。
資格もとても種類がたくさんあり、どの資格を取ったら良いのか迷うことがほとんどだと思います。
せっかく資格を取得するのですから、一生涯自分の武器になる会社に就職できれば嬉しいですよね。
闇雲に資格を取っても、その資格を活かしきれない仕事先に就職してしまったら、その資格を取ったこと自体、無意味になってしまいます。
資格を取るために一生懸命努力をしたという経緯は認められても、実際にその資格の威力を発揮することができなければ、試験に合格しても水の泡となってしまいます。
自分が資格を取ろうと思う時に今後、どんな会社に就職したいのか、それらをきちんとある程度見極めてから資格を取らないと意味がないことにつながりますので、十分検討することが大切となってきます。
現に一生懸命資格を取ってそれを履歴書に書き込んでも、その資格とは無縁の会社の面接に行った場合、「どうしてこの資格を取ったのに、この資格を活かすことができる会社に就職希望しないんですか」と面接官に突っ込んでしまわれることもよくあります。
その質問をされると答えることができない人も多く、長い間の沈黙が続く場合もあるんです。
その状況を見て、結局不合格になってしまう事もとても多いんですよね。
このような状況も悲惨ではあるのですが、やはり資格を取るとなったら物理的にかなりの時間とお金を費やす場合もたくさん出てきます。
それなのにその資格を生かすことができない就職をしてしまったら、お金と費やした時間も無駄になってしまいます。
自分の武器を武器として使えない会社に就職するよりかは、取得した資格をきちんと発揮することができる就職先を探して、面接するようにしましょう。
その方が会社にとって採用しても損な人材ではないと判断され、採用になりやすくなります。
ハローワークなどに相談に行くと、自分の取得した資格に応じた仕事を探してもらえると思いますし、就職情報誌などを見ると、どんな会社が人材を募集しているのかも分かりますので、自分の取った資格が活かせる会社か活かせない会社か判断できると思います。
特に専門分野の資格については、間口が狭くなりますので、必ず、それに見合った就職先を頑張って探すようにしてください。
こういうことを総合的に考えると、専門的な分野で活躍する資格を取るよりもオールマイティに重宝される資格を取る方が就職先の振り幅は大きいのかもしれませんね。
ただそのような資格はみんなが持っている可能性が高くなりますので、競争率も激しくなる可能性があります。
いずれにしてもこの先自分が働きたいと思っている仕事内容がはっきりとしているのであれば、それに見合った資格を取れば良いですし、どんな就職先を選ぶかわからないという場合はどんな仕事にも活かせる資格を取る方が早く就職先が見つかる可能性が高くなるでしょう。