自分のスキルアップを狙うためにも、資格を取るというのはとても大切なことです。
この世の中にはたくさんの資格がありますが、中でもインテリアコーディネーターという名前を聞いたことがある人も多いと思います。
インテリアコーディネーターとはインテリアのプロフェッショナルとしての資格になります。
部屋等の内装はもちろんの事、住宅に於ける設備、使われる照明その他、住宅に関するありとあらゆる幅広い知識があることを証明できる資格となります。
住宅メーカーに転職等する時や、デザイン事務所などで働く時、または家具メーカー等から求められる資格となります。
インテリアコーディネーターは通信講座でも取得することができますが、基本的に現場で求められるのは、実務経験を積んだ人であることが多いのが現実です。
つまり、住宅メーカー等で働いてきた人がスキルアップのため、取得することが多いのが特徴です。実務経験もあり、プラス、インテリアコーディネーターの資格もあればそれだけ信頼度も高くなります。
ただ、この資格は取得が難しく、試験を受ける人の20％しか合格しません。
試験問題が比較的難しく、建築の歴史から、資材の値段まで建築にかかわる問題が広く出てきますので、勉強量が多い試験だと言えます。
勉強の仕方は販売編と技術編から構成されている、インテリアコーディネーターハンドブックのいうものを使います。
それだけでは足らず、インテリアコーディネーターになるための参考書などもいろいろも購入し、出来るだけたくさんの知識を取り入れて試験に臨むことが大切になってきます。
二次試験は論文もありますし、製図試験などもあります。
本屋さんにいくとインテリアコーディネーターの資格を取るための書籍がたくさん出ていますので、それを参考にすると過去の試験問題なども知ることが出来ます。
ただ、上記でも少し触れましたが、注意をしなくてはいけないのがインテリアコーディネーターの資格を取ったからといって、すぐに仕事にありつける訳ではありません。
実務経験がないと、お話にならないと判断される事も多いんです。
この資格自体はとてもすごいものなのですが、実際に経験を積んでいないとインテリアコーディネーターの資格があったとしても、仕事がない事が多いんです。
この資格の威力を発揮するにはまず、インテリアコーディネーターの力量を発揮することができる現場に赴くことが大切なんです。
つまりは住宅メーカーや工務店、内装会社などに勤務をして実務を積むこと、それにプラスしてこのインテリアコーディネーターの資格があることで初めて威力を発揮することができるんです。
実は昔からインテリアなど内装に関することが大好きで、それをきっかけに猛勉強をしてインテリアコーディネーターの資格を取ったとしても、今働いている会社が全然違う種類の会社で、一度もインテリアコーディネーターとしての威力を発揮したことがなければ、意味のない資格となってしまうことが多いんです。
インテリアコーディネーターとしての威力を発揮していきたいと思う場合は、まず、現場でしっかり働くこと、そして実務経験をできるだけたくさん積むこと、その状況でインテリアコーディネーターの資格を取ることで、その努力は報われる形が多いでしょう。