資格は自分の武器、鎧となる!しかしそれに頼りすぎるのもNG!

就職や転職に活かすことができる資格、将来性を考えて一生懸命取得する人もたくさんいると思います。資格はその人の武器となり、鎧となり、アピールポイントとなる所です。

特に専門的な分野の資格はその資格を持っている人自体、重宝されることが多く、採用される結果につながることも多いでしょう。

一生懸命資格を取ったのですから、採用に繋がることでその資格も花が咲くと言うところではあるのですが…実はあまり資格に頼りすぎると、結局、自分で自分の首を絞めてしまう結果になることも多いですので、気をつけなくてはなりません。

自分の武器になる資格がどうして自分の首を絞めることになるのか、詳しく説明したいと思います。

基本的に資格はその専門分野において物事を把握し、エキスパートであるという証明になったりするのですが、実際は資格を持っていても、経験がなければその資格を活かしたことがないとみなされて、結局会社の中で頼りにされなくなってしまうことが多いんです。

取得した資格はその会社に入ってからもっとスキルアップしようと考えている人も多いのですが、そうなると結局はその資格を持っていて、経験も豊富な社員にずっとお株を奪われ続けたまま、あまり出番無く過ごすことも結構多いんです。

これは正直ショックですよね…。

資格さえ持っていれば経験がなくてもこちらの会社で経験を積んでいってくださいという会社ならば良いのですが、至急人材が欲しくて、即戦力となる社員を募集している様な場合は、資格を持っているだけでなく、実務経験が豊富なスキルアップが充分になされた人材しか必要としない場合もあるんです。

このような場合は、履歴書に資格をアピールしても、面接で実際の経験がないと知れば不採用となる悲しい現実があります。

ですので資格によっては、実務経験が何年以上でなければこの資格を取ることができませんといったようなものも結構あるんです。

このような資格を取得した場合は、すぐに就職や転職に活かすことができるんですよね。

資格を持っているというアピールは会社に期待をもたらします。

しかし実際に働いたことがないとわかると、うちでは採用は無理ですと言われてしまうこともありますので、そのようなことを考えると資格の取得も何を選んだら良いのか悩み所です。

資格を持っているということはとても素晴らしいことです。努力をしなければ、取得できないことも十分に分かっています。

しかしそれに頼りきってしまうとこのような落とし穴にはまってしまうこともありますので、資格を取る際はこのような状況もあり得ることなんだと頭の片隅において、資格取得を目指してほしいと思います。

資格に頼り切るとこのような結果に陥ってしまうことで非常にショックを受けますし、資格取得をした意味は何だったのかと自分を責める結果に繋がってしまい、目標を見失ってしまいます。

資格に頼り切るだけでなく、就職するにあたっては、その人の人間性も非常に大切になりますので、人間性を豊かに向上させて、なおかつ資格を持っているという所でアピールするようにしましょう。