比較的短期間で取得可能!就職に有利な危険物取扱者に注目!

そろそろ真剣に資格を取りに行こうそう思っている人はたくさんいると思います。

これから転職を考えている人、就職をする人、いろいろいると思いますが、資格はその人の武器になりますので、取っておいて絶対に損はありません。

特に自分で働こうと思っている職場がその職場に合った資格であれば、絶対に取っておくべきですし、その資格を持っているからこそ採用になったという話もよくあります。

資格の中でも、危険物取扱者という名前を聞いたことがありませんか。

実はこの資格、色々な仕事場でとても役に立つのですが、いったいどのような資格になるのか詳しく掘り下げてみたいと思います。

危険物取扱者は、消防法で定められた国家資格となります。

有名な資格ですので、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。

ガソリンや灯油、石油等の発火物や、引火性の強い物質を製造する製造会社やガソリンスタンドなどの貯蔵所などにおいて、保守管理を行う為の知識を問う試験になり、それを突破すると危険物取扱者の資格を貰えます。

試験は「甲種」「乙種」「丙種」の3つに分類されます。

丙種ではガソリンや灯油などの取り扱いができます。

そして乙種は乙種第2類~乙種第6類まで存在し、その中から1つだけを選択して受験します。

この中でも甲種は最も上位資格になり、全ての危険物を取り扱う資格を取得する事が出来ます。

人気があるのは、引火性液体(ガソリン、灯油など)を取り扱うことのできる乙種第4類と、比較的簡単に資格取得が出来る丙種となっています。

さて、気になるのは難易度です。

危険物取扱者はまず、4類から受験するのがおすすめです。ガソリンや灯油ならば馴染みが深いものですし、受験者も多く、仕事にも生かしやすいというメリットがあります。

難易度としては、国家試験としてはまだ取りやすいほうではあるかもしれませんが、ただし、勉強なしでは絶対に合格出来ません。

合格確率としては40%前後ですので、概ね3人に1人が合格するといった感じになるでしょう。

危険物取扱者の試験は問題の60%以上の正解で合格になり資格を貰えます。

試験内容は以下となります。
・危険物に関する法令
・基礎的な物理学及び、基礎的な化学
・危険物の性質並びに、その火災予防及び消火の方法

この上記総ての項目に於いてそれぞれ60%以上取らなければ、資格は貰えません。

一つが90点、一つが45点だと不合格となりますので、注意するようにしてください。

勉強のコツは、ひたすら暗記をすること!

ここが合格のポイントとなります。

専門用語が多く、暗記することが多いですので、覚えるという習慣から遠ざかっている人にとっては正直辛いかもしれませんが、しっかり暗記をしてしまうことで必ず合格できますので、後は本人の努力次第となります。

書店などに行くと、危険物取扱者の資格に関するテキスト本がたくさん売られていますので、色々と手にとって参考にしてほしいと思います。

覚えるべきところをしっかりと頭の中に叩き込んで、試験に挑んでみてください。